外壁屋根塗装費用が高くなりがちの理由

外壁塗装は、下請けや孫請けの業者がいるハウスメーカーや塗装業者に依頼すると費用が高くなる傾向にあります。なぜなら、お客様から直接依頼を受けずに別の業者に塗装を依頼すると中間マージンが発生するからです。中間マージンが発生する下請けや孫請け業者は少ない予算の中で成果を出さなくてはなりません。お客様の望むような塗装ができない業者がいる可能性もあるでしょう。

また、補修箇所が多い場合も塗装費用が高くなりがちです。例えば、屋根材が著しく傷んでいたりシロアリの被害にあっていたりすると補修工事が必要になります。工事の手間もかかりますし、塗料を始め多くの材料を使うことになるでしょう。屋根塗装も同時に行うと外壁塗装だけを実施する時よりも費用が高くなります。しかし外壁も屋根塗装工事にも足場が必要になってきます。足場代も一般的に20万円ほど(地域により異なる)かかりますので、同時に施工できれば足場代の一回分は節約できます。

さらに、高耐久の塗料を使用する場合も高い塗装費用がかかることがあります。例えば、耐久年数の短い塗料は3年前後で、耐久年数の長い塗料は20年前後で塗り替えます。耐久性が高い塗料はそれほど頻繁に塗り替える必要がありません。短期間で塗り替える塗料よりも長期間保つ塗料を使う方が塗装費用が高いのも納得です。

塗装費用が相場よりも高くなるのは下請けや孫請けの業者を通す、補修箇所が多い、高耐久の塗料を使用した場合などです。下請けや孫請けの業者を通さない塗装業者に依頼すると、その分費用を抑えられるでしょう。塗装業者を選ぶ時は費用の安さだけでなく品質にも注意が必要です。